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住宅メーカーの自由設計とは

住宅メーカーの自由設計とは

2014-04-21-18.04.12
みなさん、自由設計にも種類があると聞いたらどう思いますか?

普通は外観も間取りも内装も好みに合わせてくれるのが[自由設計]だと思いますよね?
実は違うのです。
予算、法規制、建てる土地などがありますが、規制の中で[自由]は確保出来ると思います。

しかしながら、各社で自由設計の考え方が違うのです。
たとえばX社の場合は「当社のたくさんあるプランからお客様に合うプランを[自由]に選べます」
だから、自由設計だと言います。
私は違うと思います。
企画住宅より自由度が高いだけでパッケージ住宅と表現すべきで【たくさんの設計プランをご用意しております。
設計プランは大きな変更は出来ませんが良い設備が標準の建物で、設備も数社から選択出来ます】と言うべきで
自由設計と言うような表現で錯覚させるべきではないと思います。
このような会社の場合設計プランが許容範囲を超えると価格が大きく上がるものです。
また、Y社の場合は、坪30万のプラン坪40万のプラン坪50万のプランなどと3つぐらいに分かれており
【この仕様ならば設計プランを変えても同じ坪単価です】と言います。
これはプランは自由設計ですね。
しかし、設備や仕様の選択肢は少ない、ひどい場合は内装材が三種類だけで、しかも柄は同じで色しか選べないなどという事もあります。
内装の打ち合わせの時点で新築をする希望が萎えてしまいますよね
また、このような会社の場合、キッチンやお風呂のメーカーを指定したり外壁を変えると大きく価格が上がったりします。

なぜ、変更をすると価格が上がるのか、X社もY社も答えています。
【大量仕入れをする事によって良いものを安く提供できます】
同じプランだったら、図面も同じ、作り方も同じ、また同じキッチン、同じユニットバス、同じ洗面、同じ建具を仕入れるわけですから
メーカーと交渉が出来ます。
ですからパッケージからはみ出ると価格が上がります。
また、途中で設計や内容を変更しますと現場の図面も変わりますので新しい図面を用意したり変更にたいして
様々な人間が動きますので組織が大きいほど現場経費を多く見るのが普通です。
私がメーカーにいたときにはキッチンのメーカーを変えて、外壁の色を変えたら300万円上がった事がありました。
二つの会社の例をだしましたが、会社の特徴を考えて、十分な打ち合わせをした上で契約するべきです。